導入事例
Tokyo Equestrian Festival 2025― 引退競走馬の新たな可能性と、馬術がつなぐ人と馬の未来 ―
2025年10月25日、JRA馬事公苑にて開催された 「Tokyo Equestrian Festival 2025(以後、TEF2025)」 に、Yogiboは協賛として参加しました。
「日本の馬術競技の国際化」を掲げる本イベントは、馬術ファンだけでなく、これまで馬と触れ合う機会が少なかった方々も楽しめる多彩なプログラムを展開。会場には多くの来場者が訪れ、馬と人がつくる“信頼”の美しさや、引退競走馬たちが見せる第二のステージの輝きが広く紹介されました。
馬事公苑に広がる、新しい馬術の魅せ方
馬術は「人と馬が一体となることで初めて挑むことのできる奇跡のスポーツ」。
出場する人馬は長い時間を共有し、信頼関係を深めながら歩んできました。
TEF2025はその魅力を“都市の真ん中”から発信する挑戦として企画されたもの。
東京2020大会のレガシーでもある馬事公苑で、より多くの方に馬術の世界を知っていただく機会をつくることが狙いです。
国内ではまだ身近とは言えない馬術ですが、その本質は「スポーツ性と芸術性の融合」。
今回のイベントでは、その奥行きある世界を多面的に体感できるプログラムが用意されました。
OTTB Exhibition ― リトレーニングが見せる、もうひとつの可能性

岩﨑茉莉亜さん提供
TEF2025の象徴ともいえるプログラムが Welcome to TEF 〜OTTB Exhibition〜。
リトレーニングを経て新たなステージで活躍する引退競走馬(OTTB)と、その歩みを支えるトップライダーたちが登場しました。
ティーエスネオ × 佐渡一毅選手
サトノオマージュ × 吉田匡慶選手
ドルチェモア × 佐藤賢希選手
ジャンカズマ × 林伸伍選手
クリノガウディ × 岩崎茉莉亜選手
ダンビュライト × 日高凱斗選手
錚々たる人馬による演技や紹介に、会場からは大きな拍手が送られ、
引退馬の「もう一度輝ける未来」を、より多くの方に実感いただく機会となりました。
Yogiboヴェルサイユリゾートファームの名馬も参加
Meet the Horses – 特別な“再会”と新たな物語
Yogiboヴェルサイユリゾートファーム は、北海道沙流郡平取町にある引退競走馬のための滞在型牧場で、競走生活を終えた馬たちの“第二の活躍”や“余生の時間”をサポートする活動を行っています。リトレーニングや日々のケアを通して、馬が新たなステージで輝くための環境づくりを進めている施設です。
同牧場は、Yogiboがネーミングライツを取得し、広告出稿を通じて社会課題を解決する TANZAQ(タンザク)プロジェクト の一環として展開されています。
今回のTEF2025では、同牧場から ヒルノダムール と ダンカーク の2頭が参加。
“第二の人生”を力強く歩む彼らと触れ合った来場者からは、
「こんなに穏やかな表情を見られるとは思わなかった」
「また別のフィールドで輝いている姿が嬉しい」
といった声も聞かれ、馬と人が築く関係性の豊かさを感じられる時間となりました。
馬と歩む未来を、グッズを通じて身近に

馬事公苑内には、Yogiboヴェルサイユリゾートファームのブースも設置。
オリジナルグッズ販売を行い、多くの方が足を止めてくださいました。
引退競走馬の支援や、牧場の活動について質問をいただく場面も多く、
グッズをきっかけに「応援したい」「もっと知りたい」と声を寄せてくださる方が増えています。
メインオフィス2FテラスにはYogibo
ライダー・関係者の皆さまのリフレッシュスペースとして

会場のメインオフィス2Fテラスには、Yogiboソファを展示しました。
展示したのは 屋外対応ファブリックを採用した「Yogibo Zoola(ズーラ)シリーズ」 で、耐水性・UV耐性を備え、屋外環境でも快適にくつろげるシリーズです。
関係者や選手の方々が集うスペースとして活用され、競技の合間に「ほっと一息つける」と喜んでいただきました。
馬と向き合う時間は緊張の連続。
その環境の中で、わずかでも心身をゆるめる時間をお届けできたことは、私たちにとっても大きな意味を持ちました。
開催概要
イベント名:Tokyo Equestrian Festival 2025
開催日:2025年10月25日(土) 9:00〜16:30
会場:JRA馬事公苑(東京都世田谷区上用賀2-1-1)
参加費:一般席無料(事前登録制・先着3,000名)
公式サイト:https://tef-japan.studio.site/