導入事例
肩の力を抜いて、学びに向き合える場所へ──第43回日本小児心身医学会における「チャイルドフレンドリースペース」とYogiboの役割
2025年9月19日〜21日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された「第43回日本小児心身医学会学術集会」。
今年度のテーマは「いきる」。子どもの心と身体、そして医療者自身の人生に真摯に向き合うこの場で、昨年に引き続き「チャイルドフレンドリースペース(CFS)」が設けられました。
その空間づくりの一部として、Yogibo製品をご活用いただきました。
学会という場に、彩と癒しを
「学術を報告し、学び合う場だからこそ、張り詰めた空気になりがちです。
でもYogiboがあることで、そこに“肩の力を抜いていい”“楽しんだっていい”というメッセージが生まれていた」
そう語るのは、本学会の大会長を務めた呉宗憲先生(東京医科大学 小児科・思春期科学分野)。
子どもを連れて参加する保護者にとっても、そうでない参加者にとっても、空間の中にYogiboがあることで場が和らぎ、誰もが安心して“そこにいられる”雰囲気が生まれていたことを、大会長自らが実感されたそうです。
3会場それぞれにCFSを設置。空間ごとに見えたYogiboのかたち

今年度は、会場の規模や目的に応じて、3つのチャイルドフレンドリースペースが設けられました。
それぞれにYogibo製品が配置され、場のあり方に合わせた存在として活用されました。
メイン会場に併設されたCFSは限られたスペースながら、立ち見となった会場の外で、Yogiboにもたれながらセッションを聴講する姿が見られたといいます。
一方で、最も広いスペースでは、Yogiboのソファでくつろぐ子どもたちのそばで、保護者がポスター発表の議論を交わすというシーンも。
緊張感とくつろぎが同居する、シームレスな空間が生まれていました。
「まさに私が求めた光景でした」と呉先生。
CFSが単なる休憩スペースではなく、親子の存在が学会の風景に自然に溶け込む場として機能したことは、今年の大きな成果となりました。
「子どもがいても学会に参加できる」というメッセージ

子育て中の医師がキャリアを止めずにいられること。
家庭や年齢に関係なく、誰もが学び合える場をつくること。
その実現に向けて、チャイルドフレンドリースペースは“あって当たり前”の存在になりつつあります。
その空間の中で、Yogiboが「居心地の良さ」「くつろぎ」「安心感」といった、目に見えにくい価値を静かに支えることができたのであれば、私たちにとっても大きな喜びです。
Yogiboはこれからも、「人が集まる場所」「学びが交わる場」「誰かにとっての新しい挑戦の場」に寄り添いながら、居場所をかたちづくる存在でありたいと考えています。
大会長の呉先生をはじめ、関係者の皆さま、このたびは温かなお声とご協力を、誠にありがとうございました。
開催概要
- 名称:第43回日本小児心身医学会学術集会
- テーマ:いきる
- 会期:2025年9月19日(金)~21日(日)
- 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
- 大会長:呉 宗憲(東京医科大学 小児科・思春期科学分野)
- 運営事務局:株式会社JTB 西日本MICE事業部
- 公式サイト:https://43jspp.jp/