さとえ学園

子どもたちの“より良い睡眠”を、自分たちの手で考える──Yogiboが参加した「スリープテックプロジェクト」

「睡眠×テクノロジー」をテーマにした新しい学びの形

埼玉県にあるさとえ学園小学校では、NTT東日本グループとの連携のもと、睡眠をテーマにした探究的な学習「スリープテックプロジェクト」が継続的に実施されています。2023年度に始まったこの取り組みは、今年度も内容を進化させながら4年生を対象に展開されました。

このプロジェクトでは、子どもたちが自ら専用の睡眠測定デバイスを使ってデータを取得し、より良い睡眠のあり方を探究します。学びの過程では、実社会とつながるSTEAM教育の要素も取り入れられており、実践的な学びの場として注目を集めています

Yogiboも再び参加。「睡眠も仮眠もできるベッド」の提案が生まれた

※プレスリリース「NTT東日本グループとさとえ学園小学校が、「睡眠×テクノロジー」教育のモデル化に向けた授業を実施」より

2023年度に引き続き、2024年度も株式会社Yogibo(ヨギボー)は睡眠関連企業の一社として本プロジェクトに参加しました。2024年11月15日には、ストアリテール部と法人パートナー部から各1名ずつ、計2名のスタッフがさとえ学園小学校を訪問。校内に設置されたYogibo製品の使い方を子どもたちにレクチャーしたほか、Yogiboが教育機関においてどのように活用されることを願っているか、そして今後の展望についても、直接子どもたちにお話ししました。

製品の機能や使用感といった体験にとどまらず、その背景にある企業の想いや社会的なビジョンに触れることで、子どもたちは「良い睡眠とは何か」をより深く考えるきっかけを得たようです。

企業へのプレゼンテーション──子どもたちの発想が製品提案に

さとえ学園スリープテック授業

最終発表会となった2025年2月27日には、児童たちが各企業に向けてプレゼンテーションを実施。Yogiboに対しては、「仮眠中にスリープスコアが上がった」という自分たちの実測データをもとに、睡眠と仮眠の両方を快適にできる『Yogiboベッド』を提案してくれました。

形状や価格、素材まで細かく設計されたスライドや模型を使った発表は、実社会の課題に向き合う真剣な姿勢と創造力にあふれたものでした。Yogiboのスタッフ2名も発表会に出席し、子どもたちの発表に対してフィードバックや質疑応答を行いました。

校内での体験が、創造力を育む土台に

さとえ学園スリープテック授業

校内に設置されたYogiboは、子どもたちにとって単なるイスではなく、「快適さとは何か」「人が心地よく過ごせる環境とはどうあるべきか」を自分の体感を通して考えるための装置となりました。

自分たちの睡眠をより良くしたいという気づきから、「社会の誰かの睡眠課題を解決したい」という視点に広がっていった子どもたちの学び。その姿勢は、STEAM教育が目指す「知る」と「つくる」の往復そのものです。

モデル授業を全国へ。睡眠をテーマにした探究の広がり

さとえ学園スリープテック授業

本プロジェクトでは、今後、公立・私立を問わず多様な教育現場で展開できるよう、授業内容のモデル化も進められています。睡眠という身近でありながら見落とされがちなテーマを、データ、テクノロジー、そして創造的思考と結びつけたこの授業は、これからの学びのあり方に新たな視点を与えてくれるはずです。

Yogiboはこれからも、学びと社会をつなぐこうした取り組みに寄り添い、子どもたちの創造力を支える存在であり続けたいと考えています。

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