導入事例

安心して学びに向かえる場所を― AIC国際学院広島初等部における環境づくりとYogiboの存在 ―
国際バカロレアの理念に基づく、多様な学びの場づくり
広島市にあるAIC国際学院広島初等部は、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)を提供する学校です。子どもたちが「探究する力」を育みながら、自分らしく学びを深めていけるよう、多様なアプローチで教育環境を整えています。
その取り組みの一環として、日々の学校生活の中で児童が安心して過ごせる場所の整備が進められています。感情を整えるための静かなスペースや、集中を取り戻す“リフレクション・ゾーン”も、その大切な要素のひとつです。
静かな学びの場「Learning Space」にある、くつろぎの工夫
図書室と多目的室を兼ねた「Learning Space」では、児童が自由なスタイルで過ごせるよう、さまざまな工夫がなされています。その一角には、柔らかく包み込むような座り心地が特徴のYogiboのソファが設置されています。
このスペースに設置されているアイテムは以下の通りです:
- Yogibo Max:全身を預けられる、1~3人用のゆったりサイズ
- Yogibo Pod:包み込まれるようなフォルムの1人用
- Yogibo Mini:小柄な児童にもぴったりのコンパクトモデル
- Yogibo Support:背もたれや肘置きとしても使えるU字型の形状
- Yogibo Roll Max:読書や横たわるときに使えるロングタイプ
子どもたちは、身体の状態や気分に合わせて、好きな場所で好きな姿勢を選びながら、自分らしい時間を過ごしています。
気持ちを落ち着ける場所が、学びの起点に
Yogiboを取り入れたLearning Spaceは、ただの「休む場所」ではありません。子どもたちが安心して自分の感情と向き合い、気持ちを整えたうえで再び学びに向かうための“起点”となっています。
副校長の石田博彰さんは、導入後の変化を次のように話します。
「Yogiboの導入により、子どもたちが気持ちを落ち着けて過ごせる環境が整いました。自分のペースで静かに過ごせる場所があることで、安心感が生まれ、活動への前向きな参加にもつながっていることが分かります。集中しやすくなる等、日々の学びにも良い影響が見られています。Yogiboの周りに人が集まるようになり、授業活動の起点にもなっています。」
学びと感情を支える、静かな存在として
AIC国際学院広島初等部が大切にする「一人ひとりに寄り添う教育」を支える空間。その中で、Yogiboはそっと寄り添いながら、子どもたちの安心と日々のリズムをしっかり支えています。
学びの合間に一息つく場所として、友だちと語らう場として、そして自分を整える時間を過ごす場所として、Yogiboは日常に自然と溶け込んでいます。