導入事例

群馬クレインサンダーズが挑戦したセンサリールームの可能性
はじめての“静かな観戦空間”をチームでつくる
2024年12月、オープンハウスアリーナ太田にて行われたB.LEAGUEの公式戦。群馬クレインサンダーズが初めての試みとして実施したのは、発達障害などの特性を持つ子どもたちやそのご家族も、安心して観戦できるように設けられた“センサリールーム”の設置でした。
この取り組みは、「B.LEAGUE Hope×日本生命 地域を元気に!バスケACTION」の一環として実施されたもので、観戦体験の多様化に向けた先進的な試みとなりました。
“安心して過ごせる空間”のあり方を模索して
センサリールームの準備にあたり、チームは専門家から話を聞いたり、自ら情報を集めたりする中で、空間の在り方に対する理解を深めていったといいます。その過程で出会ったのが、やわらかく包み込まれるような座り心地と、視覚的にも親しみやすいデザインを持つYogiboのソファでした。
「もともと商品力の高さは知っていました。センサリールームという新たな空間において、過ごす方々が安心できる環境をつくるために、Yogiboの導入を検討しました」(担当者)
設置されたのは、以下のプロダクトです:
- Yogibo Zoola Max(右下)
- Yogibo Zoola Pod(中央)
- Yogibo Roll Animal Lion(右下の上部)
ソファはいずれも屋外利用も可能な「Zoolaシリーズ」で、柔らかさと耐久性を兼ね備え、視覚的にも明るく楽しい印象を与えるアイテムです。
子どもたちの反応と空間の変化
当日は、試合開始前から子どもたちがソファに座ったり、触ったりして楽しむ姿が見られました。Yogiboの存在が、普段はVIPルームとして使用されるやや格式ばった空間をやわらかく演出し、居心地のよい観戦スペースへと変えていきました。
「色味も可愛らしく、空間の印象が和らぎました。観戦に来られた方々が楽しそうに過ごしている様子を見て、導入できて本当に良かったと感じました」(担当者)
“続けていきたい”という思い
今回の取り組みは、同チームにとっても新たな一歩でした。実現できたことへの手応えと同時に、「招待できる方が限られている」という現実的な課題にも向き合いながら、継続と改善への意欲を強くされています。
「今後も内容をブラッシュアップしながら、こうした取り組みを続けていきたいと考えています。その際にまたご一緒できれば幸いです」
加えて、小さなお子様向けの“逃げ場”となるようなキッズルーム運用についても模索を続けており、今後はより多くの方にとって優しい会場づくりを目指して、さらなる工夫が重ねられていきそうです。
▼参考サイト
[2024.12.20] 【活動報告】センサリールーム実施報告
音・光の負担を軽減 B1サンダーズが「センサリールーム」試行設置(朝日新聞)
B.LEAGUE Hope×日本生命 地域を元気に!バスケACTION 群馬クレインサンダーズ